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フィルタ関数リファレンス

フィルタとは

フィルタは、フロントエンドが扱うデータを加工するためのJavaScriptプログラムです。
フィルタはサイト管理者が作成します。(ポップファインドに付属するものではありません)
フィルタを使うことでフロントエンドの動作をある程度変更することができます。
フィルタは、フロントエンドからイベントに応じて呼び出されます。
引数として渡された文字列を加工して、戻り値としてフロントエンドへ返します。

フィルタの使い方

フィルタは、JavaScriptの関数として実装します。
パラメータの値として関数オブジェクトを設定すると、イベントに応じて呼び出されます。
パラメータにフィルタを設定する例を示します。

 itemLinkFilter: function(field, item, filter_options) {
   return field + '?id=' + item.id;
 },
 ...

フィルタの一覧

注意

用途やデータ登録方法によって、実際に利用可能なフィルタ関数は決定します。
登録されていないフィールドに対してのフィルタ関数は正しく動作しない可能性があります。

注意

フィルタの戻り値は必ず返す必要があります。
また、戻り値はフィルタ毎に決められたデータ型で返す必要があります。
戻り値を返さない場合や、指定されたデータ型以外の戻り値を返した場合の動作は保証されません。

itemFIELDNAMEFilter

説明: 検索結果コンポーネントで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し 検索結果コンポーネントの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィルタ関数名と、そこで編集可能なフィールドとデータ型は以下です

フィルタ関数名 フィールド データ型 備考
itemSeqFilter seq Number
itemTitleFilter title String
itemIdFilter id String
itemSummaryFilter summary String
itemLinkFilter link String
itemImageFilter image String
itemTextFilter text String
itemPriceFilter price Number 1
itemReviewScoreFilter review_score Number
itemIconsFilter icons Array
itemAttributesFilter attributes Array
itemKeywordsFilter keywords Array
itemKeywordsExactFilter keywords_exact Array
itemKeywordsForwardFilter keywords_forward Array
itemKeywordsAlphanumericFilter keywords_alphanumeric Array
itemGroupTitleFilter group_title String
itemGroupImageFIlter group_image String
itemGroupLinkFilter group_link String
itemSnippetFilter snippet String 2
itemFiletypeFilter filetype String
itemFilesizeFilter filesize Number 3
itemLastModifiedFilter last_modified Number 4
itemDomainFilter domain String
itemPathFilter path String
itemThumbnailFilter thumbnail String
itemAdditionalTextNFilter additional_textN String N は1から10まで
itemAdditionalLinkNFilter additional_linkN String N は1から3まで
itemAdditionalIconsNFilter additional_iconsN Array N は1から3まで
itemNumericNFilter numericN Number N は1から5まで
itemDisplayTextNFilter display_textN String N は1から50まで
itemMultiNumericNFilter multi_numericN Array N は1から5まで

recommendLinkFIELDNAMEFilter

説明: おすすめリンクで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し おすすめリンクの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィルタ関数名と、そこで編集可能なフィールドとデータ型は以下です

フィルタ関数名 フィールド データ型 備考
recommendLinkLinkFilter link String
recommendLinkTitleFilter title String
recommendLinkUrlFilter url String
recommendLinkImageFilter image String
recommendLinkSummaryFilter summary String

gadgetItemFIELDNAMEFilter

説明: ガジェットコンポーネントで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し ガジェットコンポーネントの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィールドとデータ型は ItemFIELDNAMEFilter と同様です。
フィルタ関数名のみ変更して利用してください。

popwizFIELDNAMEFilter

説明: レコメンドコンポーネントで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し レコメンドコンポーネントの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィールドとデータ型は ItemFIELDNAMEFilter と同様です。
フィルタ関数名のみ変更して利用してください。

checkedItemFIELDNAMEFilter

説明: チェック履歴コンポーネントで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し チェック履歴コンポーネントの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる。itemFIELDNAMEFilterで編集された内容が渡されます。
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィールドとデータ型は ItemFIELDNAMEFilter と同様です。
フィルタ関数名のみ変更して利用してください。

relatedKeywordWordFilter

説明: 関連キーワードコンポーネントで表示する関連キーワードの内容を編集します。
呼び出し 関連キーワードコンポーネントの表示時
引数:
  word: 関連キーワードの文字列

戻り値: 編集後のフィールド内容。文字列型で返却する

popwizInputFilter

説明: レコメンドコンポーネントで問い合わせに使用する内容を編集します。
呼び出し レコメンドコンポーネントの問い合わせ時
引数:
  input: 問い合わせ時に使用する予定の文字列

戻り値: 編集後のフィールド内容。文字列型で返却する

changeStateUriFilter

説明: 検索結果の遷移先URIを編集します。 絞り込み条件などを加えたURIに書き換えることが可能です。
呼び出し 検索条件の変化時
引数:
  uri: 検索結果の遷移先URI
戻り値: 編集後のURI。文字列型で返却する

listItemFIELDNAMEFilter

説明: 比較用商品リストで表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し 比較用商品リストの表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィルタ関数名と、そこで編集可能なフィールドとデータ型は以下です

フィルタ関数名 フィールド データ型 備考
listItemTitleFilter title String
listItemIdFilter id String
listItemLinkFilter link String
listItemImageFilter image String

compareItemFIELDNAMEFilter

説明: 商品比較結果で表示するフィールドの内容を編集します。
呼び出し 商品比較結果の表示時
引数:
  field: フィールドの内容。フィールドごとに型が異なる
  item: 表示する商品やコンテンツの情報。詳細は、「item」を参照してください。
  filter_options: フィルタの振る舞いを変える設定項目のハッシュ。詳細は、「filter_options」を参照してください。
戻り値: 編集後のフィールド内容。型は引数のfieldと合わせる

利用可能なフィールドとデータ型は ItemFIELDNAMEFilter と同様です。
フィルタ関数名のみ変更して利用してください。


  1. itemPriceFilter関数をユーザ自身で作成・適用する場合、3桁区切りでカンマを打つ標準の処理は適用されません 

  2. itemSnippetFIlter関数をユーザ自身で作成・適用する場合、ハイライトも有効にするには、フィルタ作成者が適切にエスケープ処理を行った上で、出力時にエスケープを行わずHTMLとして出力する filter_options.use_html を合わせて設定してください。 

  3. itemFilesizeFilter関数をユーザ自身で作成・適用する場合、引数に渡されてくるのは byte となるので、まるめ処理などを必要に応じて検討してください。 

  4. itemLastModifiedFilter関数をユーザ自身で作成・適用する場合、引数に渡されてくるのは sec(秒) となるので、日付変換処理などを必要に応じて検討してください。